2008年5月11日日曜日

伊達お疲れ初戦敗退…ダブルスで逆転

現役復帰後2戦目となるクルム伊達公子(37)=フリー=は土居美咲(17)=JITC=と組んだダブルス1回戦でフルセットの末、アリソン・バイ、ニコール・クリッツ組(オーストラリア)に敗れた。伊達は7日に行われるシングルス1回戦で、この日対戦したクリッツと再び顔を合わせる。

 現役復帰2戦目は、黒星スタートとなった。スーパータイブレークで一時はリードを奪った伊達、土居ペアだが、終盤に逆転を許した。それでも、初戦で敗れた伊達は、土居とのペアに「手応えを感じた」と前向きに語った。

 序盤、緊張で動きが硬い17歳のパートナーに、笑顔で声を掛けながら徐々にリズムをつかむ。緩急をつけた多彩なショットを披露し、第1セットを奪った。第2セット以降もブランクを感じさせないプレーで観衆を沸かせた。

 4日に終了したカンガルーカップ国際オープン(岐阜)では、シングルスで準優勝、ダブルスでは奈良くるみ(大産大付高)と組んで優勝を飾った。現役復帰の目的を「若手の刺激になれれば」と語っていたが、周囲の期待を超える鮮やかな復活劇だった。
ほんとに伊達選手はすごいですね、いままで女子テニスにはあまり興味がありませんでしたが、伊達選手の活躍を見てすごく興味がわきました。今後の活躍に期待させられます。

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