2008年6月24日火曜日

グーグルの「アンドロイド」向け携帯電話機、発売ずれ込む見通し

ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)米インターネット検索大手グーグル(Nasdaq:GOOG)は、携帯電話業界に変革をもたらすのは容易ではないと気づき始めている。
同社と、携帯電話サービス会社、通信機器メーカーなど30社を超える提携会社は昨年11月、携帯電話向けソフトウエアを組み合わせたグーグルの「アンドロイド」を利用する新たな携帯電話機を発売する大胆な計画について発表した。この時グーグルは、新たな携帯電話機の発売は今年後半の予定だとしていた。
現時点では、発売は今年10-12月期以降になるとしている。事情に詳しい筋によると、一部の携帯電話サービス会社や、アンドロイドと互換性のあるソフトを制作する会社は、この予定に間に合わせようと苦心しているという。
ドイツテレコム(NYSE:DT)傘下のTモバイルUSAは、アンドロイドを採用する携帯電話機を10-12月期に発売する見通し。しかし、この発売にはグーグルの配慮や資源を大いに利用できるが、アンドロイド向け携帯電話機の年内発売を望んでいた米通信大手スプリント・ネクステル(NYSE:S)にはそれができないと関係筋は語った。
4億人近い契約者を抱える世界最大の携帯電話サービス会社、中国移動(チャイナモバイル)(NYSE:CHL)は、アンドロイドのソフトを搭載した携帯電話機の発売を7-9月期に予定していた。だが事情に詳しい筋によると、今年いっぱい、あるいは2009年前半にずれ込みそうな問題に突き当たったという。
アンドロイドはまだ携帯電話向けソフト開発会社大手の幅広い支持を得ていない。一部には、独自のソフトが完成しているところへグーグルが変更を加えようとしており、ソフトの開発を難しくしているとの指摘がある。
アップルのiphoneに続き、グーグルも携帯端末を発売するんですね。どんな機能があるのか早く知りたいところです。
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